大麦
二条大麦
栽培の特徴
山陰は秋冷の頃から桜の季節まで降雨が多いことから、決して麦の栽培適地とは言えませんが、排水対策を徹底し栽培しています。
排水対策
- 周囲作溝の施工
- 弾丸暗渠の施工・・・約3m間隔で圃場を格子に施工
- 小明渠浅耕同時播種の実施
排水不良田の対策(実験中)
当地域は宍道湖岸の0m地帯であり冬期間に地下水が上昇してくる水田もあり、収量に大きく影響を与えることから、新たな栽培方法を模索しています。
栽培方法の模索
- アッパーロータリー(2.1m)を3畝の高畝になるよう爪配列にし、1畝2条播種にする。
- 穂数を確保するために麦踏みの実証を試みる。
当地域では降雨が多く麦踏みは困難。(逆に湿害を受ける)
田植え機を改良した管理機でローラーをセットし麦踏みを試みる。