米

水 稲

 当地は斐伊川が育んだ三角州平野で宍道湖底土を客土した肥沃地で、斐伊川の清流をパイプラインで水田に供給し栽培しています。夏季は宍道湖が隣接しており平坦部としては比較的夜温が低いこともあり、良質米の生産に適しています。

作付け品種は「つや姫」「きぬむすめ」を主に栽培しています。

つや姫

お米の特徴

温暖化によるコシヒカリに代わる品種として暑さに強く、品質が高く食味に優れています。コシヒカリに比べて味、香り、粘りに加えて、炊きあがりの白さや光沢に優れています。


栽培の特徴・・・特別栽培米

  • 農薬と化学肥料の使用基準を島根県内で一般的に使用されている水準の5割以下にした安全、安心な特別栽培米(減化学・減農薬)と、環境にも配慮して栽培しています。
  • 当組合では病害虫、雑草の発生状況を観察しながら農薬を使用し、7割以下を目指しています。

 

きぬむすめ

お米の特徴

品質が安定しており、炊きあがりが白くつややかで、味も良く、冷めても味が落ちにくい。また一年を通して食味(品質)が変わらないという特徴を持っています。

 

栽培の特徴

  • 普通栽培によって生産していますが、農薬については雑草、病害虫の発生状況を見ながら最小限の減農薬栽培を行っています。
  • 稲は茎が太いので倒伏しにくく、盛夏期を過ぎてから出穂するため、高温の影響を受けやすい平坦地でも高品質な米を安定的に生産できます。
  • 省力抵コスト栽培を目指し、鉄コーティング種子による直播栽培に取り組んでいます。また無代掻き鉄コーティング直播にも取り組み成果が上がりつつあります。

多収穫米

品種  みつひかり

お米の特徴

多収穫で品質・食味に優れ、業務用米をはじめ多様なコメ需要に応える品種として期待されています。

 

令和3年の取り組み

米穀業者の紹介で50aの実証栽培に取り組みます。品種の性質、多収性、品質等を確認し、契約栽培に向けて検討したいと考えています。

機能性成分米(新形質米)

 国の研究機関で血圧降下作用が期待されるギャバ(GABA、γアミノ酪酸)を多く含む巨大胚芽米、腎臓疾患に期待されている低グルテリン米など、機能性成分を多く含む機能性成分米が多く開発されています。機能性成分米としては低アミロース米、高アミロース米、低グルテリン米、巨大胚芽米などがあります。それらの機能性は医学的な根拠効果が認められていないことから食品表示は出来ないことになっています。

 

栽培試験を行っている品種

品種 LGCソフト

品種の特徴

  • 米には体に吸収され易いタンパク質である「易消化性タンパク質(グルテリン)」と吸収されにくいタンパク質「難消化性タンパク質(プロラミン)」とがあります。LGCソフトは一般のお米に比べ総タンパク質量の差はあまりありませんが、「易消化性タンパク質」が約半分近く少ない品種です。タンパク質摂取制限が必要な腎臓疾患者等の病態食等の利用が期待されています。
  • ご飯は粘りがあってやわらかく、冷めてもおいしいと評価されています。

 

令和3年の取り組み

まずは食べてみようということで10aの栽培実証に取り組んでいます。