農事組合法人「おきす」の概要
1.組織の概要
名称 | 農事組合法人 おきす |
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所在地 | 島根県出雲市斐川町沖洲1765番地 |
代表理事 | 森脇 康博 |
設立総会 | 平成26年12月7日 |
登記 | 平成27年1月5日 |
組合員数 | 47名 |
出資金 | 8,803,000円 |
役員体制 | 理事:3人 監事:3人(うち1人外部監事) |
従業員 | 専従者5名 (男性3人、女性2人(うち事務1人)) |
事務所 |
TEL.0853-72-9568 Email okisueinou1765@gmail.com HP https://www.okisu.jp/ |
2.地域の沿革
その昔は日本海と繋がる古宍道湾であり、八岐大蛇伝説で知られる斐伊川の氾濫、流砂で形成された出雲平野の東部、宍道湖西岸に位置し、出雲空港に隣接する昭和、瑞穂、東島3自治会の農地を営農基盤としています。昭和56年度に再圃場整備事業おいて宍道湖湖底土を客土した肥沃な農地で、30a規格の圃場が整備されています。農地は宍道湖沿岸の海抜0メートル地帯であり、河川排水は排水機場による強制排水となっています。夏は宍道湖を渡ってくる風で平野部としては夜が比較的過ごしやすく、肥沃な農地とあわせ「おいしいお米」が獲れる水田地帯です。
3.設立の経過
昭和、瑞穂、東島自治会ごとに営農組合を設立し、転作を主体とした共同作業と将来を見据えた機械の集約に向けて運営していました。平成15年7月6日に3営農組合における今後の営農のあり方を検討するとともに、出きるところから共同作業を行うことを目的に「沖洲下営農組合協議会」を設立してきました。この間、麦の共同作業による適期は種、防除等の徹底によって高収量(平均単収450kg)を挙げることができた。また「空の玄関口として観光客と一緒に花を楽しもう」と地域全体でのひまわり栽培に取り組み「ひまわり祭り」も開催し、ひまわりによる地域のイメージアップに大きく繋がってきました。
一方、農政は米改革大綱が施行され「売れる米づくり」が本格的にスタートし、平成22年の「あるべき姿」に向けた農業の構造改革が動き出しました。
私たちは大型機械化体系による農業経営と担い手の育成に向けて平成16年9月に3営農組合を合併し「おきす営農組合」を設立し、同時に法人化に向けた計画を策定しました。検討にあたっては当地域の人口動態、65歳定年への対応など10年先の有様を想定し、組織・事業の継続に向けた若い主たる従事者(専従)の確保を第1目的に挙げ、平成27年1月5日「農事組合法人おきす」を設立登記しました。
主な経緯
平成10年 (1998年) |
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平成11年 (2000年) |
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平成12年 (2001年) |
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平成14年 (2002年) |
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平成15年 (2003年) |
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平成16年 (2004年) |
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平成17年 (2005年) |
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平成18年 (2006年) |
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平成19年 (2007年) |
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平成20年 (2008年) |
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平成22年 (2010年) |
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平成24年 (2012年) |
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平成26年 (2014年) |
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平成27年 (2015年) |
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4.経営面積(耕作面積)
集積面積 | 7773.78a・・・農地中間管理機構より |
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全作業受託面積 | 201.65a |
転作作業受託面積 | 44.42a |
合計 | 7568.77a |
水稲作業受託面積 | 21.93a |
畑の賃借面積 | 26.31a |
5.主な栽培作物(令和7年計画)
水稲 | 42ha |
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つや姫 | 23ha |
きぬむすめ | 19ha |
二条大麦 | 25ha |
ハトムギ | 18ha |
WCS稲 | 16ha |
黒大豆 | 2ha |
ひまわり | 26a |
キャベツ | 30a |
寒菊 | 2a |